相手を想うばかりに 近づくことをためらってしまったんだきっと

 

 

 

 

 

 

 

19

 

 

 

 

 

外は快晴。風も心地よく吹いている。

一行は早速 オズモーネ平原の南・ヘネ魔石鉱へと向かう。

 

「…大変…!」

「っておい!!」

 

ヴァンの静止の声も聞かずが素早く駆け寄った先には、

ぐったりと倒れた帝国兵とそれを看病するもう一人の帝国兵の姿が。

 

「君……ポーションを持っていないか……?仲間が大ケガをしているんだ……。

 このままでは……死んでしまう……!頼む、ポーションをわけてくれ……。」

「大丈夫。この傷ならまだ間に合います…!

 …あなたも怪我をしているわ。こちらの方は私が治療しますから、あなたはポーションを!」

 

そう言って 青い小瓶を手渡すとはケアルを唱えた。

みるみるうちに傷は塞がり、まだ気は失っているもののひとまず命に問題は無いようだ。

 

「ああ、すまない。恩に着るよ…。君のおかげで仲間を助けることができた。本当に感謝しているよ。ありがとう。」

「いえ…いいんです。それより一体何があってこんな傷…。」

 

 

彼の話によると、少し前にヘネ魔石鉱が何者かに襲われたらしく

やっとの思いでここまで逃げてきたらしい。

他の仲間の安否も確認できていないうえに、未だ危険な状態なまま解決していないようだ。

…ヘネ魔石鉱といえばこれから向かおうとしている場所。

皆の顔にも緊張が走った。

 

「何だい、君たちはヘネ魔石鉱へ行くつもりなのか?…なら私達のチョコボに乗って行くといい。

 なぁに、私達はもうしばらく休むつもりだから気にせず使ってくれ。あそこへはチョコボが必要だからな。」

「ありがとう…。」

 

一行はチョコボの背に乗りヘネ魔石鉱を目指した。

チョコボしか通ることの出来ない細い道を下り、ヴァンは楽しげにチョコボを満喫している。

 

「結果的にさ、良かったよな。チョコボ借りれて。

 でも帝国兵が相手だっていうのに、突入するから焦ったぜ、俺。」

 

こちらの面子はラーサーもいればアーシェ、バッシュがいる。

空賊コンビにしろヴァン達にしろ、戦艦リヴァイアさんで世話になったことがあるのだ。

兜の所為で視界が悪かったのか否か、どちらにしろ運が悪けりゃその場で手錠をかけられる。なんてことも有り得る。

困っている者をほっとけない性分なのだろうが、は時々無鉄砲な所があった。

 

って、意外と考えずに動くよな。」

「もぉ!ヴァンが言えることじゃないでしょ!」

 

ヴァンにとっては悪気もなく、の行動力を褒めているのだろうが

なかなか良い意味では捉えられ無い訳で、パンネロがすかさずヴァンを窘めた。

 

「うん…そうだね…ごめん、ヴァン。」

 

はと言うと、力なくそう言うとすっかり俯いてしまった。

その後ろでは、パンネロが「ヴァンの所為だよ!」と注意したが、ヴァンはどうにも不思議な気持ちだった。

 

「(……おかしいな…。)」

 

そう。

いつもなら。

 

 

 

「知らない間に身体が勝手に動いちゃって…!本当にごめん!」

 

 

 

ぴかぴかに輝くくらいの笑顔で、そう言うはずなのに。

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

ヘネ魔石鉱にたどり着いた一行が眼にしたもの。

 

「ドラクロアの研究員です。どうしてこんな場所に―――。」

 

入り口には帝国兵だけでなく研究員までも倒れている。

バッシュとが脈を診たが、既に息絶えていたようで ただ目を伏せて首を振った。

 

「どうせろくでもない研究さ。」

 

眉間に皺を寄せて、「行くぞ」と言ってバルフレアはさっさと中へ入って行く。

無残にも倒れた兵士達の姿を見れば、この先に安全など約束されていないのが分かる。

 

注意しなければ――――。

 

息を呑んで、皆も中へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

ヘネ魔石鉱の中は薄暗く、揺れるランプの明かりですら不気味なものだった。

どこからともなく現れる、それも大量のスティール達はキーキーと五月蝿く

とても居心地のいい所ではない。

 

 

 

「大丈夫か?」

 

 

すっかり俯いて、あまりにもが気持ち悪そうに青白い顔をしていたのでバルフレアは声をかけた。

突然のことに驚いたのか、は一瞬肩を揺らしたが

 

「え、ええ。大丈夫…。」

 

そう言うとゆっくり微笑んだ。

しかし、絞り出すようなその台詞は、どれだけが笑顔を見せても信用できないもので。

…バルフレアは、“大丈夫でない”ことなど 当に分かっていた。

『不安』の二文字が張り付いた笑顔を見るのは バルフレアにとっても辛く、気がかりであった。

 

 

「(ぬぐえるものなら 自分の手でその不安を拭ってやりたい)」

 

 

そう思っていながら それを行わなかったのは。

これ以上、に必要以上に関わることは危険だった。

芽生えた気持ちを消し去ろうとしても膨らむばかりで かといって、関われば関わるほど想いは強くなる。

抜け出しようのない、悪循環。

 

「(らしくないが…これでいいさ…)」

 

欲しいものは何だって手に入れた。今、宝は目前にある。

いつもなら、手を伸ばしてつかみ取った。奪い取って、自分のものにした。

でもは、それを良しとすることもなければ、喜ぶことも快くも思わない。

自分の欲は満たされても、は傷つくだけ。

 

一日たちとも祈りを欠かさず

異性と交わらないことを誓った彼女にとって

自分の気持ちは不要なものでしかないとバルフレアは思った。

 

村を救う決意をしたの意思を、踏みにじることなど 出来なかった。

 

 

 

もまた、複雑な思いを抱いていた。

 

昨日、ヨーテの放った「ヒュムではない」の言葉。

あの時は、なんの冗談だろうと気に止めることもなかった。

しかし、なかなか忘れることもできず 『本当にヒュムなのか』と考えてみると、途端にゾッとした。

心配のしすぎだと、笑われるかもしれない。

それもそうだ。今までヒュムとして生きてきたのだ。亜人種のような姿でもなく、フランのような姿でもない。

アーシェやパンネロと変わりない、ヒュムの女だ。

だがしかし。皮肉なもので、それが自分がヒュムであるという証拠でもなければ

ヒュム以外の種族ではないという証拠でもなかった。

 

 

「(強く…ならなきゃ)」

 

 

自分がヒュムだという証拠を見つけようとすればするほど、

自分の存在が疑わしくなってきたのだ。

 

並外れた魔力。

フランと同じように、ミストを感知できること。

 

これらは、練習して得たものでも努力の賜物でもない。

物心ついたときから、否生まれたときから おそらく持っていたものだ。

にとって、ハイレベルな魔法を使うことなど造作もないことで

特別なことでもない。当然のことだったから。

だか尋ねてみれば、皆決まって「そんなことは出来ない」という。

元々の素養があって、初めて魔法に長けているもの、戦闘に長けているものがいるのだ。

 

 

―――では私はどうしてそんなに強い魔力を持っているのだろう。桁違いの魔力を…。

―――私は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何者なんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不安で、恐ろしい気持ちをどうにかしたかった。

立ち止まったら、考え出して泣きそうで。

 

そんな時、いつもバルフレアはそばにいた。

何を言わずとも、誰かがそばにいて欲しい時は 気付けばバルフレアがいてくれた。

自分のこれ以上留めておけない不安は、バルフレアに打ち明けていた。

 

でも彼は――――

 

 

村の運命とは何の関係もない人だ。

村を守る、村を救うと決めた以上 自分ひとりでどうにかしなくてはいけないのだ。

村の行く末など バルフレアも、みんなも 関係ない。

 

 

 

 

これ以上巻き込んじゃ、駄目なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前を歩くバルフレアと、その後ろを歩くとの距離はわずか1メートルほどなのに。

 

 

今の二人には それが遥かに長い距離のように感じていた。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

「ここの魔石、ルース魔石鉱のものとよく似ています。ドラクロアの新たな魔石鉱を探しているんでしょうね。

 解放軍が動けば、ビュエルバの上質の魔石を輸入できなくなりますからね。」

 

ラーサーの言葉通り、蒼白い光を放つ採掘場は 以前見たルース魔石鉱とよく似ていた。

解放軍を動かしているのはオンドール侯自身であり、帝国もそれを知っている以上

魔石を極秘に輸入する必要など無い。何とかして、ヴェインは「その変わり」を見つけたかったのだろう。

 

「だからって…ここへ来て命を落としているならシャレになりませんよ…。」

 

また一人。

ぐったりと事切れてしまった帝国兵を眺める。

 

「(一度に沢山死にすぎている…。後でちゃんと清めておこう…。でないとミストの影響でアンデットになっちゃう。)」

 

ぼんやりと考え事をしているの横で、フランはある気配に気付く。

 

 

「あの子なの…?でもこのミストは――――」

 

 

 

 

 

 

カターン…―――――

 

 

 

 

 

皆一斉に音のした方を見つめた。

石が転がった些細な音も 静かな採掘場では響き渡る。

だが問題はそこではない。

 

 

間違いなく、誰かいる。

 

 

 

 

 

「ミュリン!」

 

 

「ヒュムのにおい…力のにおい…。」

 

 

 

 

ふらふらとおぼつかない足取りで奥から現れたのは何とミュリン。

目の焦点はあっておらず、全く生気の無いその姿にフランは言葉を失った。

 

「どうしたの?」

 

アーシェがフランの元に近寄ったその瞬間…

 

「寄るな!!力に飢えたヒュムが!!!」

 

ミュリンは鬼のような形相でアーシェに言い放つと、

また奇妙な足取りで奥へと消えて行く。

ひるんでいたアーシェも気を取り戻し、皆はミュリンが消えた奥へと進んだ。

 

 

 

「うわっ!なんだよこいつ!」

 

 

 

一行を出迎えたのは、ミュリンではなく

大きな身体、大きな足音、大きな鳴き声を発したティアマット。

ヴァンたちの姿を見る前から血気盛んな様子を見ると、大方こいつが帝国兵とドラクロアの研究員を

無残な姿に変えてしまった犯人なのだろう。

 

「よし、まかせろ!」と武器を構えて勢い良く飛び出したヴァンだったが

そのにぎやかさが原因か否か ティアマットはヴァンを追い掛け回した。

いつもは果敢に切りかかって行くヴァンも、

さすがに自分の身体の何倍も何十倍もある相手では突撃のしようがない。

 

「わぁぁっ!やばい!」

「ヴァン!?」

 

ティアマットの大きな爪が今にもヴァンの背中を引っかこうとしている。

掠めただけでも大怪我するのは間違いない。

 

「プロテス!!」

 

まばゆい光がヴァンの身体を包み込む。

 

!」

「まかせて!」

 

もう一度力強くロッドを握りなおし、集中力を高める。

が放った魔法は、まるで頑丈な壁があるかのように

ティアマットの攻撃を受け止め、跳ね返した。

 

しかし、今度は目掛けて一気に攻撃を仕掛けてくる。

モンスターは回復魔法、それに強力な魔法になればなるほど嫌う。

通常の威力に比べると強力なの魔法を見て

最優先に倒すべき相手だと感じたのだろう。

 

「くっ……きゃあ!」

 

直撃は何とか免れたものの、衝撃の大きさと風圧で

の小さく軽い身体は見事に吹き飛ばされ、地面に落下した。

よほど強く身体を打ちつけたのだろう、なかなか起き上がらず、唸りながら苦しむ顔が

どれ程の威力だったのかが分かる。

 

「チッ……!」

 

(無理しやがって…)

バルフレアは小さく舌打ちすると銃を構えて狙いを定めた。

 

「一気にいくぞ!ヴァン、気合入れすぎて空回りすんなよ!」

「お、おう!」

 

パンネロとアーシェはを回復させつつ魔法で攻撃し、それ以外の者は武器で着々とダメージを与えた。

途中復活したの力もあり、数十分の攻防はティアマットが倒れたことでようやく終わった。

 

 

 

 

「…ミュリン!」

 

ふらふらとこちらに近づいてくるミュリンには、先程の殺気は無くなっていた。

 

「…あれは!」

 

ラーサーは、ミュリンの手に握られている物に気付いた。

それは、青く光る 人造破魔石―――――

 

ミュリンの手からそれは落ちると、粉々に砕け散った。

ミュリンの元へと駆け寄ろうとした面々の前に、人のようで人ではない大きな影がまるで邪魔をするように立ちふさがった。

その何ともいえない気持ち悪さと驚きで、皆の足はピタリと止まり様子を伺った。

しかし、その影は何をするでもなく、スーっと薄くなったと思うとすぐに見えなくなった。

それと同時に、ミュリンは力尽きたようにバタリと倒れこむ。

 

「なんだったんだ…今の―――。」

 

くっきりと己の目に映ったというのに、実体の無い幻のようで

今まで見たことの無い姿に、ヴァンは驚きを隠せなかった。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

「森に帝国兵が現れた時も里の仲間は無関心でした。森が荒らされない限りヴィエラは外からの何もかもを無視するんです。

 でも私は不安で――帝国の狙いを突き止めたくて 。」

「それでここまで調べにきたらとっつかまったと。無鉄砲は姉譲りかねえ。

「あの人たち 私に“石 ”を近づけたんです。

 人体がミストに取り込むとかヴィエラが最適だとか言って…その 石 ”の光を見たら 私――

 

ミストに敏感なヴィエラは、調査には最適だった。

しかし、森を出ず 研ぎ澄まされたままの感覚を持つミュリンには 異常なほどにミストの力を感じ取ってしまったのだろう。

 

「リヴァイアサンね。あの時『暁の断片』が放ったミストが私を猛らせたように 

 この子の心を奪ったのは――

「――人造破魔石。

 パンネロさん 僕がさしあげた石まだ持っていますか? 」

 

「はい、もちろん」と言って、パンネロが人造破魔石を取り出すと

途端にパンネロから石を取り去った。

 

「僕の想像以上に危険なものでした。あなたに渡すべきじゃなかった

 すみません こんなものを! 」

「私にとっては お守りだったんです。」

 

パンネロの言葉が意外だったのか、ラーサーは「え」と小さく声を上げると微笑むパンネロを見た。

一歩間違えれば、フランやミュリンのように暴走してしまう可能性があるというのに

それを渡した自分をどうして責めようとしないのか、分からなかったのだろう。

 

「リヴァイアサンでも、みんなを守ってくれて。」

 

確かにあの時、人造破魔石特有の「魔力を吸収」する力のお陰で

ジャッジ・ギースの攻撃を受けずにすんだ。

だがあれは、パンネロが上手く魔石を扱ったというより 石が勝手に動いたまでのこと。

 

「危険な力だろうと…支えにはなるのよ。」

「(アーシェ…)―――かもしれないけどさ。」

 

人造破魔石にしろ、神授の破魔石にしろ、「使い方」など分からないのだ―――。

 

 

 

 

ヴァンたちが話を進める中、はずっと上の空だった。

気にかかるのは、先程見た謎の影。

 

「(どうしてオキューリアが…こんな場所にいるはずが…)」

 

今朝からの不安な気持ちと加わって 更に頭は混乱した。

皆に話すにしても、何かが変わることはない。

あれは間違いなくオキューリアであっても、何故姿を現して、何故ここにいるのか結局は分からないのだ。

変に話して、皆に混乱を与えるのはよくないだろう。

 

「(今は…黙っていよう…)」

 

 

 

 

 

「さて、そろそろここを出ようぜ。長居は無用だ。」

 

バルフレアの掛け声で出発の準備をする。ミュリンも大分体力が戻ってきたようだし丁度いいだろう。

充分に休ませるのが一番いいのだろうが、ここに留まって

またティアマットのようなモンスターと出くわしたら、今度こそ危ない。

ミュリンの持っていた石はなくなったが、ミストの影響で何がどう変化してもおかしくはないのだ。

はやく脱出したほうがいい。

 

 

 

「バルフレア。」

 

 

ヴァンたちが歩き始めたその時、バッシュはバルフレアを呼び止めた。

二人しかいない採掘場は静かで、小さな音ですら反響して良く聞こえた。

 

 

「何か用か、将軍?」

 

俺はこんなジメジメした場所から出たいんだけど、と冗談交じりで 彼特有の笑みを浮かべていた。

しかし、バッシュが次に口にした言葉を聞いて バルフレアの顔は凍りついた。

 

と…何かあったのか。」

「……ぁあ?どうしてそう思う。」

 

イラついたような不機嫌なバルフレアの瞳は、バッシュから視線を離さなかった。

 

「先程の戦闘でが倒れたとき…何故の元へ行かず止めを刺すことを優先したんだ?」

「なんだよ、そんなことか。…簡単なことだ、止めを刺すことを優先するのが正しいと思ったからだ。」

「いや、それは違うな。」

 

言い終わると即座に否定したバッシュに、バルフレアはふぅと溜息をつく。

 

 

「いつもの君は、今日とは逆の行動をしていたぞ。どんな時も、真っ先に彼女の安否を確認していた。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――――“君”が、何かあったのか?」

 

 

 

 

 

 

「………何も無いさ。」

 

 

 

そう言うと、バルフレアはバッシュに背を向け ヴァンたちの後を追って歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんたの気のせい、だろ――――。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めから「幸せ」なんて持っていなければ

 

大切に守っていたものを無くしてしまった時の悲しみに比べると

 

全然軽い、なんて思ってたんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

10歳以上の歳の差があっても、「男の大人の会話」が出来るのは

バッシュとバルフレアしかいない、と思っています。

となるとバルフレアは相当頭が大人だし、

バッシュも心が相当寛大でなければ無理だ。(でないと「こいつ生意気」って感じたりします、よね?)

そう考えると、ものすごく魅力を感じてしまうのは私だけではないはずだ!!!

旅の進路考えるのに二人で相談したりすんのかな、とか 一緒に夜お酒飲んだりするのかな、とか

もんもんと妄想は膨れるばかり!

 

戦闘シーンにヴァンは欠かせません、私の小説には。

ヴァンって一番デカいリアクションして一番楽しそうに攻撃してそう。変な意味じゃなくて、緊張を程よく楽しんでそう…っていう。

ちなみに、ここでは『プロテス』 物理攻撃のダメージ軽減というより

攻撃そのものを防ぐ、という感じにしました。何か疑問に感じた人がいましたら、実はこういう←ことです。